米粉という選択が生んだ、日常の一品
唐揚げの衣といえば小麦粉、という常識をずらしたところにTakeStandの出発点がある。熊本市西区池田のこの店は、衣に米粉を、揚げ油に米油を使い、小麦を控える人にも届くグルテンフリーの唐揚げを日々つくっている。にんにく醤油や塩麹といった味付けで、ご飯のおかずにも、小腹を満たす軽食にも収まりのいい一品に仕上がっている。
毎日の食事の選択肢として楽しんでもらえるよう、というのが店の掲げる考え方だ。国産素材を取り入れるなど素材選びにも目を向け、食事の内容を意識する人が手を伸ばしやすいメニューを揃えている。特別な日のごちそうではなく、普段の食卓にすっと入り込む立ち位置を狙っているのが伝わってくる。
味の選択肢と、量の選び方
唐揚げは、たまりにんにく醤油とエスニック薫る塩麹の2種類。にんにく醤油は名前のとおり食欲をそそる風味で、塩麹はやわらかな塩気が持ち味と、方向性がはっきり分かれている。どちらも100gで350円、300gで980円、500gで1,580円。
チキン南蛮も並ぶが、タルタルソースに小麦を含むためグルテンフリーではない旨がメニューに明記されている。100gで400円からと唐揚げよりやや上の価格帯。グルテンフリーを求める人にも、そうでない人にも、必要な情報がきちんと開示されているのは選ぶ側として安心できる。
店の情報は、こまめに発信
TakeStandは新着情報やブログを通じて、店の様子や取り組みをこまめに発信している。新商品の発売時期や季節限定メニュー、営業時間の一部変更といったお知らせを随時案内しており、来店前に確認しておくと動きやすい。定休日が不定休のぶん、この発信が来店の目安になる。
ブログでは店内の調理風景や新しいメニューづくり、日々大切にしている素材選びまで紹介されている。ベルギーフリッツの熊本上陸を告げる投稿など、店の熱量がそのまま出ている記事もある。営業は11:00から20:00、ラストオーダーは19:30。崇城大学前駅から徒歩約8分の場所で、丁寧な接客で迎えている。


