決め込まない献立が生む、通うほどの発見
四季折々の食材が持つ魅力を大切にしながら、季節ならではの味わいを一皿ごとに込める。神山が掲げるこの考え方は、当日に良い状態の食材を見極めてから料理を用意するという実践に支えられている。だから同じ月に二度訪れても、並ぶ皿は同じにならない。取材のなかで、この見極めこそが店の核なのだと理解した。
姫路市魚町129、花むらビル1階。山陽姫路駅から徒歩5分、JR姫路駅から徒歩7分という場所で、夕方17:30から夜22:00まで店を開けている。休みは日曜と祝日だ。
おまかせコースという、もう一つの選び方
一品を好きに選ぶ楽しみとは別に、職人が当日仕入れた素材から厳選するおまかせコースも用意されている。先付けから締めまで、四季の味覚と彩りを考えてバランスよく組み立てた内容だ。次に何が運ばれてくるのかという高揚感は、コースならではのものだと感じる。苦手な食材や食べられないものがあれば、注文時に伝えておけば調整してくれる。
コースは記念日や会食にも向く。誕生日や結婚記念日の席では、季節の味覚を取り入れた特別な献立を相談しながら組めるため、その日を思い出深いものにしやすい。落ち着いた店内で会話を弾ませながら食事を進められる環境が整っている。
高級和食を、気負わず味わう場所として
職人の技が光る一品料理を多彩に取り揃え、日本料理の伝統が息づく繊細な味わいを好みに合わせて楽しめる。それでいて、背伸びをせずに通える店を目指しているのが神山らしさだ。カウンター10席とお座敷という小ぢんまりした構えが、その気安さを支えている。支払いはクレジットや電子マネー、交通系カードにも対応しており、使い勝手の面でも心配がない。


