SPICEUPCURRYことこと、 | 北千住の住宅街で、和の旨味がスパイスと交わる場所

スパイス百名店仕込みの技を、日常の一皿に落とし込む

北千住駅から3分ほど歩いた住宅街の一角に、SPICEUPCURRYことこと、はある。運営するのは食べログのスパイス百名店で経験を積んだ料理人で、そこで培った技術を「毎日通える一皿」へと変換することがこの店のテーマになっている。出汁と発酵食品をベースにスパイスを重ねる手法は、辛さの強弱よりも旨味の積み重ねを優先しており、スパイスカレー初体験の人が「思ったより食べやすかった」と感じるのはそのためだ。定番メニューは和出汁と味噌チキンカレーの1,050円。期間限定カレーが常に2種類並んでいる。
卓上のスパイスで辛さを調整できる設計は、辛いものが苦手な人でも安心して注文できる入り口になっている。「最初は辛そうで迷ったが、食べてみたら全然いけた」という来店者の声が示すように、看板の「スパイスカレー」という文字が持つ敷居を、体験が下回っていく。

和風ビリヤニとクラフトビールが揃うディナーの充実

木曜〜日曜の夜(18:00〜21:00)は、昼とは別のカラーで店が動き始める。ランチのカレー中心の構成から一転、和の素材に異国スパイスを合わせた一品料理が並び、クラフトビールとのペアリングを軸にした夜の使い方を提案している。ディナー限定で提供される和風ビリヤニは、インドの炊き込みご飯を発酵食品でアレンジした一品で、夜の締めとして人気が高い。昼飲みにも対応しているため、休日の昼間から一杯やりながらゆっくり過ごすという選択肢もある。
「昼も夜も来たくなるのが困る」という声が複数の口コミで確認できる。同じ店が時間帯によって別の顔を持つ設計は、地域に根付いた専門店として機能するうえで有効な戦略に見えた。

子どもも大人も、同じテーブルで楽しめる工夫

スパイスカレーという業種で子ども連れに対応している店はまだ少ない。SPICEUPCURRYことこと、は元学童の先生がスタッフとして働いており、子どもへの接し方が日常業務に自然に組み込まれている。店内の絵本は、子どもが食事中に落ち着いて過ごせるための小さな配慮で、親御さんからは「食事に集中できた」と評価されている。辛さを後から足せる卓上スパイスは、大人と子どもが同じ料理を別の辛さで楽しめる仕組みで、テーブルの共有をシンプルに可能にしている。
「子どもがカレーを気に入って、もうすぐ3回目」という声もある。専門店の技術と、地域の食卓に近い親しみやすさが同居している点が、ファミリー客のリピートにつながっているようだ。

足立区千住仲町、生活圏に溶け込むスパイス専門店

住所は東京都足立区千住仲町45-11。東京メトロ千代田線・JR北千住駅1番出口から徒歩約3分で、商業エリアから少し入った静かな住宅街の中に位置している。火曜が定休日で、それ以外の平日も含め週6日ランチを営業しているため、仕事のある日でも昼に立ち寄れる。店舗前に自転車を駐輪できる点は小さいが、近隣住民にとっての使いやすさに直結している。
自家製チャイ・甘酒ラッシーのほか、ジンジャーエールやコーラなど幅広いドリンクが380〜400円前後で揃っている。個人的には、甘酒ラッシーがスパイスの余韻を整えてくれる感覚がよく、料理の後にも飲み続けたくなる。

北千住 カレー

ビジネス名
SPICEUPCURRYことこと、
住所
〒120-0036
東京都足立区千住仲町45−11
アクセス
東京メトロ千代田線およびJRの1番出口から徒歩約3分
TEL
090-2766-9301
FAX
営業時間
LUNCH ランチ
月水木金土日(火曜日定休日)
11:00~15:00
(フード・ドリンク L.O. 14:30)
DINNER ディナー
木曜日~日曜日
18:00~21:00
(フード・ドリンク L.O. 20:30)
定休日
ディナー:月曜日~水曜日(定休日)
ランチ:火曜日(定休日)
URL
https://spiceupcurry-cotokoto.jp