一級菓子製造技能士としての裏付け
栗原シェフは一級菓子製造技能士、職業訓練指導員、調理師免許という3つの国家資格を持つ。兵庫県からは、菓子製造の技術と指導力が認められ「ひょうごの匠」にも認定されている。1992年に辻学園を卒業し、神戸「ビゴの店」で修行を積んだことが、これらの資格の土台になっている。
資格を持つシェフが直接製造に関わっている点に安心感を持つ利用者も多いという。指導員としての資格は、スタッフの育成にも生かされている場面がある。技能士としての知識が、うずしおプリンなど受賞商品の完成度にもつながっている。
稲美町・六分一店の営業内容の違い
稲美店は稲美町産そば粉100%の生地を使った完全予約制のガレットランチを提供する点が、他の2店舗との違いになっている。ブルターニュ地方の伝統料理を地元の材料で仕立てるという組み合わせは珍しい。うずしおプリンやデコレーションケーキなど、共通商品も引き続き取り扱っている。
ガレットランチを目的に稲美店を選ぶという声も聞かれる。デコレーションケーキは予約制で、旬のフルーツと上質なクリームを使った仕立てに対応している。稲美町六分一1177-100という所在地は、営業時間10:00から18:30とあわせて案内されている。
品評会での評価が示す技術の裏付け
ITI優秀味覚賞「三ツ星」を3年連続で受賞し、2024年から2026年にはクリスタル賞も獲得した。全国菓子大博覧会では、パン・ド・エピスが厚生労働大臣賞、栗ケーキが金菓賞を受けている。うずしおプリンも令和7年度の五つ星ひょうご選定商品に選ばれた。
これらの受賞歴が、一級技能士としての技術を裏づける材料になっている。
淡路島産の素材へのこだわりと日本の感性
うずしおプリンには淡路島の牛乳と藻塩が使われ、素材を追求したこだわりプリンと並んで用意されている。西洋で培った技術を土台にしながら、日本の風土や感性に調和する味わいを追求する姿勢が貫かれている。素材の持ち味を活かし、繊細でやさしい余韻を残す仕立てが目指されてきた。
産地や製法を意識して選ぶ利用者も多いという声がある。淡路島という産地表記が、真っ白な仕上がりとあわせて商品の特色になっている。


