駅近・格安・無休、三拍子そろった間口
北海道札幌市手稲区にあるメンノジカン。は、JR手稲駅から徒歩2分という立地に定休日なし・7時〜21時営業という構えで店を開いている。朝ラーメンの価格は最安で480円、物価高が定着した今の外食市場でこの数字は珍しい部類に入る。立ち席とカウンター席を両方備えており、時間が限られた朝も、ゆっくりしたい昼も、状況に応じた使い方ができる。
「来るたびに席が選べるのが地味に助かる」という声が目立つのも、この席構成の使い勝手が反映されているのだろう。駅の改札から店まで2分という事実は、発車時刻を気にしながら食べる派にとってはかなりの安心材料だ。
スープは豚骨と出汁の二本柱で構成
こってり系は炊き出した豚骨ベースで醤油・味噌・塩の三種、あっさり系は出汁ベースで醤油・塩の二種が軸になる。加えて出汁カレーラーメンが並び、計6種のスープラインアップが出来上がっている。「専門的な技術と緻密な計算による丁寧な仕込み」という言葉が店の説明として使われており、スピード提供を重視しながらもスープの工程には手を抜かない方針が読み取れる。
豚骨はコクと香ばしさが前面に出る仕上がり、出汁系は繊細で後味がすっきりする設計とのことで、その日の気分でどちらでも選べる振り幅の広さが通い続ける理由になっているようだ。
価格が低いから、トッピングの選択肢が自由になる
ランチの基本ラーメンが580〜650円という価格設定のもと、角煮チャーシュー(380円)・味玉(150円)・メンマ(200円)・みじん玉ねぎ(150円)など11種以上のトッピングを追加できる。替え玉は半替え玉130円・替え玉250円から選べ、ライス(250円)や別売り出汁カレー(250円)との組み合わせも可能だ。「ベースが安いからカスタムを楽しめる」という発想で設計されたメニュー体系は、一回一回の食事に違いをつけやすい。
「毎日来ても同じ組み合わせにならなかった」という声が出るくらい、選択肢が多い。安価なベースと多彩なトッピングが組み合わさると、自然とそういう店になる。
夜はアルコールも、外ではデリバリーにも対応
夜16時以降の営業ではアルコール類が提供され、トッピングをおつまみとして使いながら飲んでから締めのラーメンへ、という使い方が成立する。テイクアウトとUber Eatsなど外部デリバリーサービスへの対応もあり、来店が難しい日の選択肢として機能する。現金・クレジットカード・電子決済各種に対応しており、財布の中身を気にせず立ち寄れる環境だ。
「忙しい毎日の中で、なかなかお店に立ち寄る時間がない日」にも対応するという言葉が公式サイトにある。来店できない利用者まで想定した設計は、客層の幅を広げることに直結している。


