和洋中の垣根を越えたメニューが揃う柏の”食堂居酒屋”
元イタリアンシェフという経歴を持つ店主が腕を振るう齋藤商店では、花椒とラー油が効いた麻辣担々麺から石焼きパルミジャーノリゾット、本格ピザまで、ジャンルの枠を軽々と飛び越えた料理が並ぶ。汁なしまぜ担々麺はゴマのコクと痺れのバランスに固定ファンがつき、宴会コースの目玉である特製白胡麻坦々鍋は毎年忘新年会シーズンに予約が集中するという。豚丼や石焼き飯、手作り餃子にじゅ~し~唐揚げといったガッツリ系も揃い、しっかり食べたい人も軽く一杯の人も同じテーブルで満足できる構成になっている。
個人的には、イタリアン出身のシェフが担々麺で勝負しているというギャップが印象的だった。口コミでも「ピザと担々麺を同時に頼める店は他にない」という声が目立つ。ジャンルを絞らないからこそ、グループ内で食べたいものがバラバラでも一軒で収まるのは実用的な利点だろう。飲み屋としても食堂としても使える間口の広さが、リピーターを生む土台になっている。
柏駅南口徒歩5分、50席の空間と長時間営業
柏駅南口から歩いて約5分。12時オープンで23時まで通し営業しているため、昼飲みからディナー、二次会まで時間帯を選ばず立ち寄れる。カウンター席とテーブル席に加え、地下フロアには30名規模まで収容できる個室スペースがあり、総座席数は50席。大型TVモニター付きの個室はスポーツ観戦や各種宴会の会場として使われることも多い。
全席喫煙可という点は、喫煙者にとってかなりありがたい環境だろう。昼の時間帯は比較的空いており、一人で静かにカウンターで食事をする常連客の姿もあるという。仕事帰りの集合地点として選ばれやすいのは、駅近かつ遅い時間まで開いている条件が揃っているからにほかならない。お通し代が無料な点も、ふらっと寄るハードルを下げている。
2,750円からのコースと時間無制限プラン
平日限定の2時間飲み放題付き7品コースが2,750円から。クーポン利用で3時間飲み放題コースが3,300円になるプランもあり、価格面での攻め方はかなり振り切っている。女子会向けには3時間飲み放題で11品の本格イタリアンコースを用意し、昼から時間無制限で飲み放題というプランまで存在する。〆のラーメンまで組み込まれたコースも新設されたと聞く。
「この値段でこの品数は正直おかしい」といった利用者の声は少なくない。安さだけに走らず、コース内容に坦々鍋やピザといった看板料理をしっかり組み込んでいる点が、単なる価格勝負とは一線を画す理由だろう。忘新年会シーズンには特製白胡麻坦々鍋コースへの予約が集中するため、早めの問い合わせが無難とのこと。
日常のあらゆる場面に対応する柔軟さ
一人飲み、仕事仲間との打ち上げ、誕生日のお祝い、昼からの宴会——齋藤商店に持ち込まれるリクエストの幅はかなり広い。コース内容や料金の相談にも個別に応じており、人数や予算に合わせたアレンジが利く点を評価する声が多い。事前予約はもちろん、昼の宴会にも対応しているため、平日の集まりにも使いやすい。
「何度行っても飽きない」というリピーターの感想が象徴するように、メニューの多彩さとスタッフの距離感の近さが再訪を促しているようだ。派手な演出や高級路線とは無縁だが、ふらっと寄って満足できる”ちょうどいい居場所”としての立ち位置は、柏駅周辺ではなかなか替えが効かない。予約や問い合わせは電話で随時受け付けている。


